5月空の下

いいドラマ いい芝居を

これが舞台用に変わった名作①  演劇人 西国文爾(にしこくぶんじ)演出

 

脳頸のリンパ悪性腫瘍からくる脳発作という症状を抑えるために服用した薬の副作用で脳萎縮が始まる という恐怖感と

量くんも闘いました 記憶が消えてゆくことへの恐れとプレッシャーと闘った闘病期 なんどもなんども自分の

得た知識や意見を友達や親に反芻して 忘れてないなと確認する日々がありました。読書もめったに書き込まないまま

綺麗に読んでいた文庫本・歴史書にも走り書きが多くなったものです。遺作の台本の書き込みの多さもそれを表していたと

思われます。その時の本人の闘いを思い出しました。つらかったね 量くん 今は苦しみなく健やかに 祈

         

                            人は いろんな不安と恐怖から抜け出すことはできない

         そのせいで 人は様々な想像に押し潰されそうになって

         歩くことも 立ち上がることも出来なくなる

         その時 彼が選んだのは その不安と恐怖の元になっている苦しみを

         笑いに変えることだった

         笑いの創造力 それが不安への想像力を駆逐する

         創造することは 現実を忘れることではない

         現実を糧にして 取り込むことである

 

         彼が昇天間際まで創造の中で生きたこと

         遺作「地球進化論」の中で

         薬害からくる肝機能低下のせいで

         のたうち回るほどの痒みと闘いながら 歩くこともままならぬ自分を

         芝居の中で 人体の世界地図のカルカッタへ旅をさせる

         痒みが軽くなった カルカッタは 彼の想像力を打ち砕く創造力となって

         彼を支えた

 

         つい先日 演劇部に在籍する中学生が手を繋いでプラットフォームから飛びこみ

         たった十数年の命を閉じた 生まれてほんの 薄皮ほどの現実を知っただけで

         すべてを観たと思い込んで 彼女らは絶望し天に夢をみたのだと思われる

         もちろん 人生は苦渋に満ちている地獄 

         それでも振りかかる不幸の裏返しに幸せへの扉がちゃんと張り付いていることを

         彼女らにさりげなく伝える 通りすがりのたった一人でもいい 出会いがあったら

         よかった …きっと 無かったのだ 

         致命的な病との闘いのなか 彼が最後までその扉へ向かって歩けたのは

         その出会いがあったことに他ならない

         

         世の中…人生は悲しみと苦しみに満ち溢れた地獄の山河だけど

         それを歩いてゆく者同士 苦しむ誰かは常にそばにいて

         例外なく 自分の身近にいる友だちも師も親も知己も その一人だろう

         自分が 「そのさりげない 扉があることを伝える 誰かのための一人」になること

                         を信じて生きて欲しいと思う  自分を信じること それを自分の中の矜持として

 

         「アルジャーノンに花束を」という物語は その矜持を教えてくれるお話だと思われ

         る 上の動画はドラマとして放映されていたものがあったもの。そちらはテレビ映画

         だけに、前半若手の主人公の名演が群を抜いて楽しめ、中盤は少々無理があり、最後

         でどうにかうまくメルヘンに逃げて娯楽的に見事に仕上げておられた。芝居と違っ

         て、映画ドラマは視聴率を意識しての物つくりなので 日々の疲れを癒やすために観

         たい視聴者のために 好意的に明るい結末にされていた。

 

         原作を知らないけれど その作者の意図するところに、おそらく深いところで根ざし

         無限に近づけたの下に載せた舞台の動画だと思う。TVドラマとかが霧散させやすい

         原作の意図はこちらで見事に演出されていたのではないかと感じられた。

 

         西国さんという演劇人のことを存じないので先入観なしで拝見させて頂いた。

         舞台という四次元の世界を、ネットの上の二次元以下の画面で鑑賞すること自体、観

         劇の鉄則を破っているのだから、感想を言う資格もないと言えばそれまでだが、それ

         でも四次元で素晴らしいものは その側面 局面でも その素晴らしさの片鱗は見る

         ことが出来、実際に足を運んで観ることの出来る若い人へ小窓くらいの伝達は出来る

         かもしれない。もう自分は足腰覚束なくて現実物理的にも観に行くことが出来ないヨ

         ボヨボなのが残念だけれど 天上の息子への音信代りもあってここに書いた。

 

         西国さんという方の演出によるこのお芝居の動画から 本来の演劇の醍醐味というも

         のを教えて頂いた気がする。野田秀樹さんの初期の作品「半神」「オイル」「パンド

         ラの鐘」を初めて息子から聞いて観た時の感動に近いものがあった。

         今はメディアとかいろんなことに煽られて、お金さえかければ、奇想天外な舞台作り

         路線に走らざるを得ない風潮も強いけれど、その中で、西国演劇アルジャーノンのこ

         ういう舞台設定 小道具つかいの、形は最小限におさえて工夫 中身を充実させ 本

         質で勝負する芝居は素晴らしいと思う

 

         実際動画で観ただけでは 肝腎のセリフが聞き取れないところもあり、役者の方も

         中には当時まだこれからの初々しい方もおられたかもしれない感じもあったけれど、

         枠組みの素晴らしさはそのまま 今後も再演されて 演劇を志す方は勿論 沢山の方

         に出会って欲しい芝居だと思われた

         最初はブラームス 中盤はラヴェルのボレロ  最後は賛美歌を聴かせてもらったよ

         うなこのお芝居が 継承され 舞台になることを祈っている 

     

         やはりテレビドラマはテレビドラマの素晴らしさ 芝居は芝居の素晴らしさ それぞ

         れを感じさせてもらった物語だった                      

         

                  社会も 家も 世界はみな舞台    

                  その上で 演じるのは自分 

                  隣に立つ人が主役なら 名脇役となり

                  一緒に扉をあけよう

                  幸せの扉は 必ず背中合わせに

                  自分の中にある

                  そう信じて生きること

                  苦の想像力を駆逐して 笑みに変える創造力を

                  自分の中に信じて 生きること  

 

                                      

こどもの日 量くんへの朗報

この5月には Hunter&Hunter 復活しとったーー 親バカボン


5月1日にネットで紹介されていたのは感激❤ チャンリン

5年目の5月1日

 

 

 

 

山頭火の旅路を辿って 豊後竹田へ行ってきました

ここは大友一族の志賀氏が築城した古城跡で、滝廉太郎さんの「荒城の月」で有名な城址でもあります。

 

 

 

            前日にこの豊後竹田へ行く由布地域が震度5に見舞われておりましたが

          地中の鬼神さまが鎮まられることを願かけて、救援陣中見舞いに思い切って

          出かけたのは、この日が5年目の命日であり、その日、静岡の方で、静大演劇部で

          お世話になった岡くん、五月くんたちお仲間の公演があると聞いていたもので、

          本当は量本人、観劇したいことだろうという思いがあって、それじゃぁ岡城に登っ

          (ゴロ合わせなんですが(^^ゞ)祈願参りしようという事になりました。

           いい公演だったと風の便りが届いて、また由布の里が少し落ち着いてくれたので

          行ってよかったねと命日の空へ報告しました。天上地中の主さまに感謝です

            公演おめでとうございました。           

            

また この日 心ある友から二つ池 元下宿の近郊の写真が届きました 本当に嬉しかったです

      ちょうど 下宿が左手にあります角度から撮って下さった…嬉しくて感謝ことばになりませんでした

      今ここで もう一度ありがとうございました。

それから、この日 幸せな演劇部お仲間のご結婚予定のお知らせが届きました

その日の写真が写メールでも送っていただくことになったら、良ければここに載せさせていただきます ご婚約ほんとうにおめでとうございます

           芝居も

           社会も

           家庭も

           石舞台の上に

           築かれるお城

           その石積みの舞台を

           日々しっかりと積んで

           がんばっておられるみなさんへ

           それぞれのお城 祈ってます

           ご結婚も・・・

           どうぞ お幸せに

           

        


🌸思い出の静岡駿府の桜 3.19 

ようこそのページに載せました

https://tensun914.jimdo.com/

プロフィール代わり

量昇天後 名前量の文字だけが残りました 2012.5.1 

(展示会の秋11月の写真から)

翔はかせが写真ツイートでアドバイス、先祖墓探索のおかげで、昇天後3年目に行き場のなかった量くんは

観心寺さんの供養塔に入れて

いただきました。

 

その感謝の気持ちで作りだした翔月語り。翔はかせさんのお顔も本名も存じ上げませんが、7年来フォロワーさんでいてくださりました。

その名写真家の翔さんと、それからこの秋出会ったフォロワーさんたちのツイートに最後まで生きる力戴いたお礼の形として、この平成最後の思い出と祈りのtweet集制作することになりましたこと、ここにお知らせいたします。 2018.11.1 

よぼよぼ工房の展示会の搬出の写真です。どうにかお父さん(右から二番目)と手伝い人(左から二番目)

今年の展示会こぎつけて終了できました。でも二人とも腰痛と椎間板イカレで、まだ手伝い人だけ展示場台のセッティング体が動きました。火事場のバカ力保持者は自分だけですよ(苦笑)お手伝い会員さんのメンバーも写真ではまだ元気に見えますが、みんな体ガタガタヨボヨボです。来年は出来るかなぁと思いながら最終活。量くんも天の高い所から苦笑しながら観ていてくれたかな。

このページを見られてる皆さんはまだ若いはず。どうぞ日々時間という宝石を大切にしながら頑張って下さい。12.23記

 

ウイルス跋扈で

即売会もお流れになり 9月へ持ち越し。作陶生活も体の老化で難しいお父さん 今こそ好きな絵を描いて下さい。と励ましてどうにか最後まで

食いつなげたら本望でしょう。

とにかくネット嫌いのアナログ職人さんですので、春福音~日本列島ファイトの動画も観てくださったことなしで毛嫌いされてるもので、こっちはこっち、あっちはあっちで頑張ってます。それでも裸の正直でいい楽書描いてくれてます。

いつかその動画こっそり作ろうかなぁと思ってる相方ですが、そんなことを知ったら、全部焼却処分するような短気なお父さんなので ま、いいか。とにかく、日々楽しく笑顔でいてくれたらどっちが先に行くにしても 天上の量くんの足をひっぱることもないでしょう。

そんな日々。みなさんも

楽しむことが結局強い 青島さんだったか、談志さんだったか言っておられたように、どんな境涯にあっても笑って楽しむ奴が勝つ。もちろん自分にですが。ではお元気で。

     5月24日記

 

追伸

静大の植物をtwittしてくださってる方がおられます。

とても楽しみです。どうぞ

続けて下さい。量が歩いた学内構内を歩けてる気持ちになって 嬉しいです。有難うございます🌸

https://www.muryogama.com/

天寸小山量 天上14歳 令和3.3.24楽

小山量 天上 正定聚仲間入り

6.4.8 学びへ 

   天地融合平和祈念317---

   ⚾天使他力さん守り

   正定聚2年目の

  普賢 量くんお手伝いよろしく

  文殊の岡くん

    地上で元気よろしく